マイコン制御を基本とした圧力計・圧力伝送器です。
特徴
- △P測定モード
あるレベルの圧力を基準にして変化量を測定するΔPモードを搭載しました。 - ピーク圧力測定モード
測定中に供給された圧力の最大値を記録。ボタンひとつで記録されている最大圧力値が表示されます。再測定も可能です。 - 自動ゼロ調整機能
簡単操作で、デジタル表示と出力電流(4-20mA)が同時に補正されるゼロ補正調整が可能です。(この際圧力ボードは開放又は圧力が供給されない様調整必要)
※ゼロの補正値はバックアップされ、電源OFFでもクリアされません。 - 測定積分時間設定機能
圧力の振動が大きく回数が多い場合には、測定積分時間を長くしてデジタル表示と出力電流(4-20mA)を安定させることができます。0.1 5秒の範囲で0.1秒ずつの設定が可能です。 - オーバープレッシャー警報機能
正確な測定と、過度な圧力からの保護のため、オーバープレッシャーは警報表示でお知らせします。 - 各モードの転換・設定には、操作しやすいパネルキーを採用。
概要
- 空気・非腐食性ガスの差圧や低圧、柔軟性(±)、真空圧、ゲージ圧大気圧を精密(±0.25%)に測定し、電流(4-20mA)を出力する圧力計です。
- PATD・PDTシリーズは、計測値をデジタル表示(4デジタル/LCD)します。
- 主として空調用エアーフィルターの圧力損失による差圧の検出など、非常に低い圧力測定に使用されます。オフィスビル、マンション等の空調制御にご使用ください。
特に、2線式圧力伝送器であるPATD・PDTシリーズは、現場で圧力伝送を同時に行うことのできるデジタル圧力計として、ご好評いただいております。