異種金属接合
水素雰囲気中、もしくは真空中で加熱し、ろう材を溶融し接合するため、ノンフラックスで酸化のないクリーンな接合が可能です。
融点の異なるろう材を使用することにより、数段階に分けた順次接合を行 うことが出来るため、複雑な形状のろう付け部品を製作できます。

セラミック/サファイア金属接合
アルミナやサファイアは接合部にメタライズ(金属化)加工を施すことにより、コバール金属部品に接合することが可能です。
またセラミック材質によっては、活性ろうを使用することでメタライズを施すことなく真空雰囲気にて接合できるものもあります。
サファイア接合部品は高温部を直接観察できる窓材として、高い絶縁性を持つアルミナは大電流用絶縁端子用碍子などの用途で使用されています。なおセラミックやサファイアへのメタライズのみの加工にも対応いたします。
※使用ろう材:銀ろう、金ろう、活性ろう
※メタライズ加工 :マンガン−モリブデン(Mn/Mo)法
※リークレート(出荷検査保証値):1.0×10-9 Pa・m3/sec.(He)以下
